目の健康講座2010

目の健康講座

とき:平成22年11月7日(日)11:00

ところ:広島国際会議場(平和公園内)

講演1 「眼科救急のかかり方」   広島大学 曽根隆志先生

講演2 「糖尿病網膜症の進行と最新の治療法について」 徳島大学教授三田村佳典先生

目の健康相談(20分)   上記講演会の講師による公開パネルディスカッション形式

座長 広島大学眼科教授 木内良明先生

同時開催9:00~13:00  ロービジョンの方のための福祉機器展示・相談

(財)ひろしまドナーバンクポスター展示と登録受付
広島県眼科医会では、平成9年より毎年、対社会的事業の一環として、一般市民を対象とした公開講座「目の健康講座」を開催しています。第14回目の今回も広島大学眼科学教室に共催して頂き、11月7日(日)に広島国際会議場にて上記プログラムで行われました。  開催の告知は、会員の先生方の医療機関および関係機関へお配りしたポスターとチラシで行いました。はがき・FAXでの聴講申し込みは172人で、開催当日は約170人が聴講され、希望された方はほぼ全員聴講できたものと思われます。  当日は同じ会場での「ロービジョンの集い」のあとに引き続いて、目の健康講座が開かれました。ロービジョンの集いの参加者のうち多数の人達が目の健康講座に出席されていました。

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講演会は、平野理事が司会を担当して開会のお知らせを行い、その後曽根隆志先生に「眼科救急のかかり方」と題してご講演頂きました。曽根先生は眼科の外傷、疾患の代表的な事例や、よくある症状を例に出して、見え方の急な変化や強い痛みの際に眼科救急の施設に行くのがよいという説明をして、その後に、「広島市医師会千田町夜間急病センター(内科・眼科)」の運営状況が報告されました。 次いで、徳島大学の三田村教授に「糖尿病網膜症の進行と最新の治療法について」と題してご講演頂きました。糖尿病の基礎知識、糖尿病の主な合併症、そして糖尿病網膜症の進行の度合いと治療を、豊富な写真で図示、説明され、糖尿病の血糖コントロールが大変に重要である事をわかりやすく説明されました。糖尿病と診断されたら眼科で定期的に眼底検査を受けることの必要性も強調されました。

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