眼科医会の沿革と歴史

第2次世界大戦後の混乱の残る(1948年)昭和23年10月、広島県立医科大学初代眼科教授の赤木 五郎医師を囲む研修会として広島眼科会が発足した。

この会を前身とし、組織的に整 備された広島県眼科医会が昭和25年10月に発足した。初代会長には県立広島病院の箕 越中が選出された。その後、会長は二代百々次夫、三代杉本茂憲、四代箕越中、五代 木村繁、六代小山綾夫、七代三宅良州、八代戸田慎太郎、九代中野淳巳、十代清水 博、十一代平田敏夫、十二代益田虔之、十三代日谷博光、十四代井之川廣江、十五代 戸田慎三郎と続き現在に至っている。

設立当初の会員数は記録がなく定かではないが、昭和27年47名で、昭和32年に百名を 超え、昭和50年に150名を、昭和60年に200名を越えた。現在の会員数は354名であ る。昭和30年には成文化された「広島県眼科医会会則」が作成され、その後、年2回の総 会と会報の発行が継続的に行われている。また広島県眼科医会では最新の眼科治療に ついての講習会を主催しており、広島県内外における眼科医に対して生涯教育の充実 を図っている。近年では、市民の方々に目への理解を深めていただけるよう、ロービ ジョン講習会や目の健康講座など市民向けの講習会も開催している。

昭和32年の広島県眼科医会の写真(下図,1957)

Hiroshimaken gana ikai member in 1957

昭和49年の広島県眼科医会の写真(下図, 1974)

hiroshimaken gankaikai in 1974